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母の日 [心に思うこと]

私の母も 主人の母も 

既に他界してしまったのだけれど

私自身が母の立場になってみて
母もこんなこと感じていたのかなー
と思えるようになった

思春期の子供たちの色々な問題を抱えていても

いつもニコニコとしていた母の内面は
迷いや 悲しみや 辛さ 困惑が

沢山あったのだろうな きっと・・・




好き勝手な事ばかりしている子供たちに

あなたの人生だからやりたいようにやればいいよ

と見守ってくれていたけれど

本当はハラハラしたり、心配で心配でヤキモキしたり




そんな勝手気ままな子供たちも

母の日にはカーネーション1本買って

いつもありがとうとプレゼント




子供の頃はそんな母の内面を知ることもなく

母に感謝していた

でもそれは どこかで母がそうしてくれていることが

当たり前という気持ちの隠れている

感謝だったような気がする




母である今 そんな子供の気持ちがわかっていても

「今日は母の日だ」という気持ちがあるだけで 

カーネーションのプレゼントは嬉しい




母が年老いて

私に頼り切っている母に寄り添っている中で

私の中で母と子との立場が逆転した日が訪れた




その頃には私も子を持つ母になっていたので

母はこんなに弱かったのか

母がこんなに心細そうにしている

頑張ってきた母がやっと少しは楽になれたのだろうか

となんだか母が愛おしくなった




でも母は最期まで母だった

痩せて 弱々しく なった母が

50を過ぎている私に

たくさん食べないと痩せちゃうよ

風邪ひかないようにちゃんとシャツ着てる

早く寝ないと明日起きれないよ

こんなことをいつも言っていた




私も歩んでいく年老いた母の姿も

しっかりと私に見せてくれた母

ありがとう。。。







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