SSブログ
心に思うこと ブログトップ
- | 次の10件

反抗期と信頼 [心に思うこと]

今年の誕生日に娘から手作りのプレゼントを貰った。

o0480072012475776154.jpg


時間を見つけては何ヶ月かかけて
市販の手鏡にデコってくれていたようだ。

この娘も、今年 二十歳になる。
やっと思春期の反抗期から抜け出したかな?という感じである。

先日、恩師である衛藤先生の講座を受講する事が出来た。
エリクソンの成長の8段階
これは、「人間は生まれてから死ぬまで、生涯に渡って発達する」という考えのもと、
人間の一生を8つの段階に分け、それぞれの段階で獲得すべき課題を設定したものである。

講義中に話されていた事に
「あっ そうなのか」と感じた。

子どもが成長する過程で2回の反抗期があると言われている。
反抗期は親などの価値体系を拒絶,否定,無視し,激しい怒りの感情を表出したり,
破壊的・暴力的な行動をひきおこしたりすることが目だつ時期である。

この時期に親としては目一杯キズつく言葉を浴びせられる。

ドアや壁を蹴飛ばしたり、物を投げられたりすることも あるかもしれない。

反抗期は成長の過程と解っていても、
その度に親は、一生懸命に育てているのに とか、育て方がいけなかったのか、
とか色々と心を痛めてしまう。

でも、これらの行動は 無意識の中に こんな事をしても絶対に捨てられない、
見捨てられないという信頼感があるからできるのたそうだ。

反抗してくれる事は信頼されていることになる。

言いたい事が言えないで いい子になっている子
違うなと思っていても、そうだね と言ってしまう子。
全てではないのかもしれないが、無意識のどこかで、
違う事言ったら嫌われるかもしれない、
言いたい事言ったら捨てられるかもしれない と感じていることがあるそうだ。

我が家はどうやら信頼されているらしい。
中々立派な反抗期 やっと通り過ぎようとしている。

反抗期前に知っていたら もう少し 心のゆとりを持って過ごせたのかな?
と感じた。



違う価値観 [心に思うこと]

通勤時間をちょっと過ぎた電車に乗った。

吊革が埋まる位の混み具合。

何故か、7人掛けの座席に5人。
割りと細身の50代から60代の2人の女性の両サイドがゆったり隙間。
女性は、寝ているわけでは無い。

私は以前から
電車の中でのマナーがとても気になる。
おそらく、子供の頃、母と電車に乗った時には
何時も沢山の事を聞いていたからなのかもしれない。

座ったら、女の子なんだから、膝頭はつけて座るのよ。

一人でも多くの人が座れる用に、間は詰めて座るのよ。

色々な人が乗っていて、中には疲れている人や、
具合の悪い人もいるかもしれないから、
大きな声で話したり、騒いたりしては駄目よ。

混んできて、貴方が座っていたら
子どもは立ちなさい。

などなど。
最近は、私の価値観的に
気になってしまう事が沢山…

でも気にならない人も
沢山いるんだと
違う価値観に気かついて
ちょっと、自分自身で面白くなった

癒されている。 [心に思うこと]

1月に愛犬mayが老衰で他界して 今日で、人間界で言うところの49日
おそらく、15~17歳 mayは、我が家で2代目の保健所保護犬だった。

一代目merryが他界してから49日に
ペットロス的になっていた我が家に 愛護団体の方から、
我が家に良いと思うワンちゃんがいるのだけれど、と お声がけをいただいた。

1代目のmerryは推定9歳で他界。

シェパードと何かのミックスらしい。
慢性肺炎だった為なのか、
コンビニの前に置き去りにされていた所を保健所に保護されたそうだ。


我が家に空き巣が入り、直ぐに大きなワンちゃんが欲しいと、
愛護団体にお願いした所、大きなワンちゃんがいますと。
躾もきちんと出来ていて、温厚な良いワンちゃんです。


でも、2日後に処分が決定されているので、直ぐに会いに来てください。

との事。

主人と娘が会いに行き、気に入ってそのまま引き取って来た。
推定5~6歳位。 ちょっと衝撃的な出会いだった。


merryは人間を信じていないのか、生きるという気持ちがあまり感じられなかった。
吠える事もなく、感情表現も無く、この犬は、吠えられない犬なのかと思っていた。

1年程過ぎたある日、突然ワンと1回だけ吠えた。
大きな声だった。
よく吠えたね。声出していいんだよ、と家族皆 喜び、今迄以上に話しかけた。


それから徐々に表情が出て来て、少し甘えん坊になった。嬉しかった。
体重も、来た時は25キロ位のガリガリだったのが、丁度良い程の32キロになった。
私たち家族が、信頼される迄に1年かかったんだなと感じた。

不思議な事に癒されて行く犬と一緒にいる私たちのほうが、癒されている感じがした。

最後は慢性肺炎の限界まで生ききってくれた。
とても我儘になって家族とお別れしていった。

t02200300_0640087212455816116.jpg

2代目mayは始めて会った時、躾もきちんと出来ていて、
笑顔(の様に見える)が素敵なワンちゃんだった。 推定6~7歳くらい。

人が行くと、直ぐにお腹を見せて何もしません、言う事聞きます、という行動をした。
一見すると、人懐こい様に見える。

脱走クセが有るので、気を付けて下さいとの事。


傘とか、箒とか、棒状の物を人間が手にすると、異様に怯えた。
どうやら、棒状の様な物で虐待的な事をされていたらしい。

そのせいなのか、始めのうちは隙を見つけては脱走されてしまった。
そのうち、脱走しても家の近くにいるだけになって来て、段々と脱走を忘れたようだ。

棒状の物に対しての怯えはやはり1年位続いた。
段々に良くはなって行ったが、最期まで、とっさ的に ビクッとしていた。

認知が始まり、我関せず、自分に素直に過ごすようになった。
オテ も お預け も 気が向かないとやらなくなった。

とても穏やかで、人(犬)なつこく散歩に通る沢山のワンちゃんとお友達だったようだ。

最期は家族皆が帰宅するのを待ち一人 一人の声かけに、それぞれ大きくしっぽを振っていた。

t02200300_0640087212455820430.jpg

仔犬から我が家にいる3代目のMWも一緒にお見送りをした。

今ではこの3代目が我が家の癒し担当を一手に引き受けてくれている。


人とワンちゃんを一緒にしたら叱られてしまうかもしれないが、
辛かった記憶も、トラウマも全て無くしてしまう事は出来ないかも
しれない、けれど 他者との関わりで信頼を持つ事が出来た時
今の自分と未来の自分は変えていくことが出来るんだなと感じた。


そして、癒されていく過程を寄り添っている

私自身がより、癒されているんだなと感じる。

t02200300_0640087212455820431.jpg

子どもたちの絵が語る心の記憶 [心に思うこと]

青山 外苑前駅近くにある

ITOCHU AOYAMA ART SQUARE

o0480064012450592847.jpg

で開催されている

絵画展 PEACE ART未来へに行ってきた。

o0480064012450592879.jpg

大地震 津波などを体験した

子どもたちの絵に圧倒された。



重度障害を持った子どもたちの絵

言葉では表せない心象風景の

繊細さ、沢山の激しい感情、

素敵な感覚、豊かな表現力に

羨ましさを感じた。

o0480036012450592950.jpg

クレヨンアートセラピストである

私自身に何か気付ける事がないかな

と思い、足を運んでみた。



大きな事に気がつく事が出来た。



色がどうの。

空間図式がどうの。

描いている物がどうの。



どれも心象風景の参考にる

大切な知識であるけれど、

そのままん感じると言う事を、

ちょっと置き去りにしていた気がする。



絵を見ていて

涙が出てきてしまったり

どんな思いだったのかなと

動けなくなってしまったり

絵から感じる心の中の風景

沢山の学びを得る事が出来た。




阪神大震災後の子ども達の絵は

激しい炎や火山の爆発、海までも


真っ赤な色で多くを描いていたそうだ




東日本大震災では


青の色で様々なものを描いている子供たちがおおい


と話されていた。


家も、道も、自分の下半身も青の中にあったり


画用紙一面が黒と青だったり。

o0480036012450652613.jpg


元気そうに見える子供たちの心の中に


色々な辛い思いが沢山詰まったままになっていたものが


絵を描くことで外に出すことができるとのこと。


まだまだ、学びか足りないな~

と反省しながら帰って来た。



いつもと同じ 年末 年始 [心に思うこと]

新しい 一年が始まりました。

昨年も 沢山の 沢山の方々に
お世話になり幸せな一年でした。
ありがとうございました。

今年もどうぞよろしく
お願いいたします。

今年も
いつもと同じように
年末を過ごし

いつもと同じように
年始を過ごしました。

o0480064012358382218.jpg


除夜の鐘も
今の地にお世話になり始めてから
18年ほど
ほとんど毎年 家族や
時には 義父、義妹も一緒に
つきに来ています。

o0480036012358382253.jpg

そして雪の有る地で
まったりと
ゆっくりと
あるいは 体育系らしく過ごします。

こちらも 結婚後 25年
毎年 毎年の行事になりました。
0歳から連れまわされている
娘たちも 22歳 19歳 になりました。

o0480036012358382277.jpg


いつもと同じ事が
続けられている
これは 幸せなことなんだな
と しみじみと感じ
感謝の気持ちで一杯です。

いつもと同じ明日がある
それは、当たり前と思っていた事が
なんの確信もないことなんだなと
気付いたこの1 . 2年

今 とても感じている事は
誰にも分からない未来を
心配するよりも

変える事の出来ない
過去に 思い悩むよりも

過ぎてゆく
この 今を 無駄にしないで
大切にしていたい。

この一年も また
過ぎてゆく この時を
ありがたく感謝しながら
過ごして行きたいと
感じています。

o0480064012358382312.jpg










今 ここに私がいる事 [心に思うこと]

以前 勤務していた職場の尊敬する先輩からA4サイズの封書が届いた。

職場であった大学の学生が箱根駅伝に出場するので、
箱根駅伝の冊子を送ってくださったのだ。

今年は出雲で優勝しているので、活躍が期待される。

選手の中には窓口対応していた学生もまだ残っているし、
監督は同じ職員であるため、私の思い入れも強くなってしまう。

そんな事を思っていたら、ふと 思い出した記憶があった。

長年の勤務の中で 教務課という学生対応が多い部署が多かった。

学生の色々なお話や、相談を受ける事が頻繁にあったためか、
いつかカウンセラーになって、沢山 お話を聴く事が出来ないかなーと、
ただなんとなく漠然と感じていた事があった。

また、なんの根拠もなく 55歳までには この仕事辞めようと思っていた事があった。

そして、今
54歳の時に母の介護の為に退職し
不思議なご縁でメンタルに関わり
セラピスト、カウンセラーとして
動かさせていただいている。

これは、なんだろう⁈

今 私がここにいるのは
30年以上も前からの思いが
無意識の中で繋がっていたのかな?

私にとっては、必然の 今 ここなのかな⁈

不思議な繋がりを感じてしまう。

- | 次の10件 心に思うこと ブログトップ
広告スペース
Copyright © セラピーカウンセリング『心に耳を傾ける』 All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます
Designed by KAETENテンプレート
TV電話

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。