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反抗期と信頼 [心に思うこと]

今年の誕生日に娘から手作りのプレゼントを貰った。

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時間を見つけては何ヶ月かかけて
市販の手鏡にデコってくれていたようだ。

この娘も、今年 二十歳になる。
やっと思春期の反抗期から抜け出したかな?という感じである。

先日、恩師である衛藤先生の講座を受講する事が出来た。
エリクソンの成長の8段階
これは、「人間は生まれてから死ぬまで、生涯に渡って発達する」という考えのもと、
人間の一生を8つの段階に分け、それぞれの段階で獲得すべき課題を設定したものである。

講義中に話されていた事に
「あっ そうなのか」と感じた。

子どもが成長する過程で2回の反抗期があると言われている。
反抗期は親などの価値体系を拒絶,否定,無視し,激しい怒りの感情を表出したり,
破壊的・暴力的な行動をひきおこしたりすることが目だつ時期である。

この時期に親としては目一杯キズつく言葉を浴びせられる。

ドアや壁を蹴飛ばしたり、物を投げられたりすることも あるかもしれない。

反抗期は成長の過程と解っていても、
その度に親は、一生懸命に育てているのに とか、育て方がいけなかったのか、
とか色々と心を痛めてしまう。

でも、これらの行動は 無意識の中に こんな事をしても絶対に捨てられない、
見捨てられないという信頼感があるからできるのたそうだ。

反抗してくれる事は信頼されていることになる。

言いたい事が言えないで いい子になっている子
違うなと思っていても、そうだね と言ってしまう子。
全てではないのかもしれないが、無意識のどこかで、
違う事言ったら嫌われるかもしれない、
言いたい事言ったら捨てられるかもしれない と感じていることがあるそうだ。

我が家はどうやら信頼されているらしい。
中々立派な反抗期 やっと通り過ぎようとしている。

反抗期前に知っていたら もう少し 心のゆとりを持って過ごせたのかな?
と感じた。



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